術前化学療法を行うBorderline resectable膵癌に対する術前胆管ドレナージ術
以前に、膵臓癌の術前胆管ドレナージについて、SEMSとPSを比較した論文を紹介しました(切除可能膵臓癌の術前胆管ドレナージはプラスチック?メタリック?)。しかし現在は、その論文が発表された時よりも術前 ...
切除不能な悪性胆道狭窄に対するERCP vs EUSガイド下胆道十二指腸吻合術(RCT)
ERCP後膵炎予防の新知見
ERCP後膵炎のリスクが高い症例(例えば女性、若年、膵炎の既往、ERCP処置が長時間、膵管造影など)に対して、どのようにERCP後膵炎予防をしていますでしょうか。2024年現在、日本ではインドメタシン ...
介護度が高い65歳以上の患者さんへの人工呼吸器開始の是非
侵襲度の高い治療をする際、長期的視野に立ったとき、本当のこの患者さんのためになっているのだろうか?これが自分の親ならどうするだろう。。こんな思考は日常的にあります。この問題に、私たち医療者と家族で意思 ...
PPIと耐性菌
皆さんはPPIをどのようにお使いでしょうか?胃潰瘍や逆流性食道炎においては使用期間の目安が添付文書に記載されています。しかし漫然と投与しちゃうことってありませんか?難治性や再発性の逆流性食道炎や消化管 ...
高齢者高齢者の膵臓癌に対するNab-Paclitaxel Plus Gemcitabineの至適容量
予後の悪い膵臓癌、皆さんはどのように治療されていますか。若くして膵臓癌に罹患される方もいて、強力な治療でも何とか手術に漕ぎ着ける、QOLを維持しながらも予後を伸ばすということに尽力されているのではない ...
非切除膵癌における19G FNB針のゲノムプロファイリング検査に対する有用性
まだオンラインにはなっていませんが、アクセプトが決まった論文を早めに頂く機会がありました。19G FNB針は胆膵の現在のトピックの1つであり、先月にはがん研究センター中央病院の、後ろ向き研究の論文を紹 ...
EUS-FNBにおいて19G針はゲノムプロファイリング検査に有用である
胆嚢摘出術による胆管損傷とその後の狭窄
胆石性胆管炎後の管理をどうしていますでしょうか? ERCPでの治療後の胆石関連イベントは30-50%に起こると報告され、その80%が半年から2年程度で起こるとされています。再発率は高く、比較的早期に再 ...