今月の論文紹介

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肝細胞癌に対する放射線治療のエビデンスは少ないのですが、2021年にphaseⅢのRCTが出ていましたので紹介します。(おさらいですが、至適容量を決めるのがphaseⅡ、介入群と対照群の実際の比較がp ...

今月の論文紹介

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皆さん、良悪性を問わず終末期の患者さんへの説明はどのようにしていますか?今回のテーマは2つ、"日本人は終末期の具体的な説明を聞きたいか""終末期患者への説明の効果"です。 まず1つめです(Pallia ...

今月の論文紹介

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American Journal of Gastroenterology 102(8):p 1781-1788, August 2007. 今回はERCPの偶発症についてです。胆膵内視鏡のメ ...

今月の論文紹介

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Tis〜T2までの胆管癌においては、断端陽性は術後のハードアウトカムに影響するという論文です。以前に紹介した論文(胆管癌の断端CIS陽性に対する見解)とほぼ同じ結果/結論でした。今回の論文では、「断端 ...

医療

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侵襲度の高い治療をする際、長期的視野に立ったとき、本当のこの患者さんのためになっているのだろうか?これが自分の親ならどうするだろう。。こんな思考は日常的にあります。この問題に、私たち医療者と家族で意思 ...

今月の論文紹介

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このテーマ、ちょっと気になりませんか。私は後期研修医〜総合内科チーフレジデント〜消化器ヤングスタッフの頃に、患者さんを総合的に診療できるような勉強に励みました。しかしシニアスタッフとなり胆膵内科医の専 ...

今月の論文紹介

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急性胆管炎では、ほとんどが胆石か癌ですよね。でも今回ちょっと特殊な経験をしたのと、あとは免疫チェックポイント阻害薬の使用機会が増えてきており、それにより胆管炎が副作用(irAE)として起こることも知り ...

今月の論文紹介,医療

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皆さんはPPIをどのようにお使いでしょうか?胃潰瘍や逆流性食道炎においては使用期間の目安が添付文書に記載されています。しかし漫然と投与しちゃうことってありませんか?難治性や再発性の逆流性食道炎や消化管 ...

今月の論文紹介

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2020年にLancetにAPEC studyが掲載されました(APEC studyに関する記事はこちら)。そのstudy終了後、そのまま連続してAPEC-2 studyが行われました。この試験は、重 ...

今月の論文紹介

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皆さん、無症状の総胆管結石はどのような方針で診療していますでしょうか。日本消化器病学会の胆石症ガイドラインによれば、質の高いエビデンスはなく、推奨も弱いとしながらも、総胆管結石は無症状でも症候性になる ...