
肝腫瘍に対するEUS-TA
肝腫瘍において、悪性リンパ腫疑いとして血液内科から依頼を受けEUS-TAを検討する機会がちらほらあります。しかし、悪性リンパ腫の初診時は検体量が多く必要で6-8回の穿刺を要求されます。出血が危惧される ...

切除不能膵癌における手術 vs 化学療法継続
膵癌は、化学療法だけでは予後不良であることは周知の事実です。この10年程度で化学療法の発展があり、切除不能膵癌が化学療法で縮小した場合に手術をする症例が増えてきました(コンバージョン手術。切除可能や切 ...

ピュアスタットのEST後出血に対する予防効果

胆管カニュレーションのPrecutにおけるFistulotomyとPapillotomy
プレカットの時、FistulotomyとPapillotomyはどちらにしていますか。私はPapillotomyが好きです。切開した粘膜を開きやすく、括約筋を視認しやすいと感じるからです。しかしESG ...

胆管カニュレーションにおけるOpening window fistulotomy
胆管挿管における新しい技術が報告されました。「1cm以上ある口側隆起に限定するが、胆管カニュレーションの初手から乳頭開口部に触れることはせず、口側隆起をプレカットナイフで横向きのH字状に切開し、大きく ...

ERCPとEUS-BDの比較:RCTのメタアナリシス
ERCPとEUS-BDの成績を比較したRCTだけを集めたメタアナリシスの論文が出ました。結果を掲載します: ・519人の患者からなる5つのRCTが最終解析に含まれた。・ERCPと比較したEUS-BDの ...

発熱状態の胆管炎における抗菌薬終了の判断
抗菌薬を終了する判断を、どのようにしていますか。確定的な基準はありませんが、"fever based medicine"と言われたりする発熱状態を基準としたやり方は、実臨床における医療として一般的なよ ...

ERCP前の予防的抗菌薬投与

膵仮性嚢胞またはWONに対する内視鏡と外科治療

急性胆管炎の起因菌がセフメタゾール耐性であるリスク
急性胆管炎に対する抗菌薬はどのように選択されていますか?そして何を使うことが多いでしょうか?私はセフメタゾールが最も多いです。 胆管炎の国際ガイドラインであるTokyo Guideline 2018で ...