
PPIと耐性菌
皆さんはPPIをどのようにお使いでしょうか?胃潰瘍や逆流性食道炎においては使用期間の目安が添付文書に記載されています。しかし漫然と投与しちゃうことってありませんか?難治性や再発性の逆流性食道炎や消化管 ...

胆石性膵炎の論文 Gut2023
2020年にLancetにAPEC studyが掲載されました(APEC studyに関する記事はこちら)。そのstudy終了後、そのまま連続してAPEC-2 studyが行われました。この試験は、重 ...

無症状総胆管結石の方針
皆さん、無症状の総胆管結石はどのような方針で診療していますでしょうか。日本消化器病学会の胆石症ガイドラインによれば、質の高いエビデンスはなく、推奨も弱いとしながらも、総胆管結石は無症状でも症候性になる ...

高齢者高齢者の膵臓癌に対するNab-Paclitaxel Plus Gemcitabineの至適容量
予後の悪い膵臓癌、皆さんはどのように治療されていますか。若くして膵臓癌に罹患される方もいて、強力な治療でも何とか手術に漕ぎ着ける、QOLを維持しながらも予後を伸ばすということに尽力されているのではない ...

胆嚢摘出術における胆管損傷〜とくに再建術後の胆管狭窄〜

切除可能膵臓癌の術前胆管ドレナージはプラスチック?メタリック?

胆管炎ガイドラインの正確さ
ちょっとおもしろい論文を見つけました。日常診療に追われているといつの間にか忘れてしまうこと、ガイドライン通りに診療すれば大丈夫という思い込みのようなもの、そこからふいに我に帰るような感覚をくれた論文で ...

急性胆嚢炎における内視鏡的胆嚢ドレナージ術の困難classification
皆さん、急性胆嚢炎の内視鏡治療(呼称:ETGBSやERGBD)してますか。難しいですよね。今回の論文の中で紹介されていた別論文のメタアナリシスデータですが、成功率は83%だそうです。今回紹介する論文の ...

10mm以下の膵臓癌に対するERCPの有用性
胆膵内科医/内視鏡医が早期発見に力を入れている膵臓癌ですが、それは小さいうちに発見しないと圧倒的な予後の悪さを見せるからですね。 膵臓がんの多くは切除不能な段階で発見され、5年生存率は3%程度と予後不 ...
