GPC菌血症を伴う急性胆管炎の抗菌薬期間

今月の論文紹介

GPC菌血症を伴う急性胆管炎の場合、Tokyo Guideline 2018では、感染性心内膜炎への懸念から2週間の抗菌薬投与を推奨しています(ただしエキスパートオピニオンレベルのエビデンス)。しかし記述研究においては、GPC菌血症を伴う急性胆管炎が後日の感染性心内膜炎につながるケースは非常に稀とされています(https://ilikeercp.com/post-1131/)。今回は、少数例の後ろ向き試験ですが、比較試験として実施された研究の論文です。

本研究の血液培養でGPC陽性の胆管炎において、抗菌薬短期投与群は中央値9日(四分位 2.5〜11.0日)の投与でした。
3ヶ月以内の同菌における感染症は0だったようです。

この研究を含め、GPC菌血症を伴う急性胆管炎に2週間の抗菌薬投与が必要かのエビデンスは少ないのですが、現状ある研究結果からは2週間は不要な可能性が高そうです。

今月の論文紹介

Posted by ガイドワイヤー部長