
EUS-GEにおけるLAMSは抜去すべきか
日本ではEUS-GE自体が一般的ではないですが、これまでの報告からは今後のEUS-GEの普及が見込まれます。そのため知見を知り、有用なものであれば認可後すみやかに患者さんに還元していきたいです。その中 ...

胆汁培養は有用か
急性胆管炎において、ERCP時に胆汁培養は採取されていますか。当院ではほぼ採取しています。今回の論文は、軽症〜中等症の急性胆管炎において胆汁培養の有用性を検証した多施設RCTです。 【方法】2015年 ...

乳頭括約筋機能不全による再発性急性膵炎
乳頭括約筋の機能不全によって急性膵炎を繰り返す場合、ERCPによる治療を受けた方が再発が減ったという報告です。比較試験ではありませんが、Gutに採択されておりインパクトがある研究ということですね。 乳 ...

ERCP後膵炎のリスク因子のシステマティックレビュー
今回は、ERCP後膵炎のリスク因子に関するシステマティックレビューです。ESGEなどにもまとめは載っていますが、最新の報告ということでオッズ比とともに列挙しておきます。頭の整理になればと思います。 R ...

ERCPの偶発症発生率
2000年から2024年までの研究をまとめたメタアナリシスが出版されたので紹介しておきます。昨今医療訴訟を目にする機会が増え、同意書の内容の正誤などが気になると思います。以下の割合は、同意書と比べて大 ...

ゲノム検査はパネル?Liquidバイオプシー?
ゲノムプロファイリング検査は、採取した組織からのパネル検査と、採血から得られる循環腫瘍DNAを狙ったLiquidバイオプシー検査があります。 どちらがいいのかについて検討した本研究の結果は、肝転移があ ...

胆管カニュレーション困難例におけるEUS-RV vs Precut(良性胆道疾患)
私は、PubMedでERCP関連の新しい論文がインデックスされた際には、自動でお知らせが来るように設定しています。ERCP関連の論文は、ERCP vs EUSみたいなテーマが多いですね。以前に紹介した ...

肝腫瘍に対するEUS-TA
肝腫瘍において、悪性リンパ腫疑いとして血液内科から依頼を受けEUS-TAを検討する機会がちらほらあります。しかし、悪性リンパ腫の初診時は検体量が多く必要で6-8回の穿刺を要求されます。出血が危惧される ...

切除不能膵癌における手術 vs 化学療法継続
膵癌は、化学療法だけでは予後不良であることは周知の事実です。この10年程度で化学療法の発展があり、切除不能膵癌が化学療法で縮小した場合に手術をする症例が増えてきました(コンバージョン手術。切除可能や切 ...
