胆膵内視鏡リファレンス2022

2022年5月16日

この治療成績ってどうだっけ?と研究データがふと気になることってありませんか?
データを理解していれば、経験だけでなくエビデンスに沿って診療しているんだと自信にもなります。うまくいかなかった時の原因を探る手掛かりにもなります。

2022年の「消化器内視鏡」にそれをまとめて解説した増大号が出ましたので紹介します。

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消化器内視鏡に関する大部分の手技について概説し、それに関するたくさんの臨床研究のデータを載せた本です。
その中から胆膵内視鏡のイメージを捉えらるデータを、一部抜粋してまとめたいと思います。

ちょっとだけ脱線しますが、消化器内科医になりたての頃に何度も読み返して診療の軸の1つにさせて頂いた本も、リファレンスブックでした。その頃から「リファレンスブック」という言葉に惹かれます笑

※訂正:de pastero→de pastena(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29943483/

切除不能の肝門部症例に関するステント留置に関してはここから飛んで下さい!
片葉vs両葉
PS vs SEMS
stent-in-stent vs stent-by-stent

外科治療と内視鏡治療では、成功率は同等ですが、偶発症や膵機能温存の点で内視鏡治療がよいとされています。


エビデンスやデータのことばっかり考えていたら、ヤクルトの野村監督のことを思い出しました!

経歴名言集を調べてみたら、現役時代からとても凄い方だったんですね!

2022年5月16日

Posted by ガイドワイヤー部長